Ukulele Brothers

max_ryukyu

2011年09月05日 22:46

沖縄をこよなく愛するカナディアンファミリーが、久しぶりの里帰り。
日系3世になる彼等は、私の義母の妹が祖母にあたる。
両親の仕事の関係で世界各国に住んでいる彼らだけど、2年程子供の頃に住んでいた沖縄が一番落ち着くらしい

今回の旅の目的は、幼い頃兄弟で撮った写真の場所で、大人になったバージョンを撮ること。
そして、カナダで知り合った石垣ンチュから聞いた八重山諸島で野宿生活を送ること



まずは写真の場所である瀬底大橋で、子供の頃と同じく上半身裸で、釣り竿を持ちパシャリ。任務完了。


そして、子供の頃に食べた懐かしの味を堪能。
彼等は大学時代の夏休みにも沖縄に遊びに来てたので、いわゆる有名所のお店も知っていて、あの店で食べたいとのリクエストが!

ヤンバルと言えば、やっぱり!きしもと食堂



そして、その後のシメは、やっぱり!新垣ぜんざい



2年程前に来た時は三味線を弾いていたはずなのに、なぜか2人ともウクレレを手にしてやって来た。
まさか私がフラをしているからって、ウクレレをプレゼントしてくれるのかと思いきや、暇さえあればソファに座り彼らがウクレレ演奏をして楽しんでいる
今は三味線ではなく、ウクレレにハマっているらしい。

彼らはハワイにも住んでいた事もあり、少しハワイの言葉も理解しているらしく、ウクレレには『HAPA』というミックスを表すシールを貼っている。彼らは日本とカナダのハーフだから、HAPAらしい。


しかし、オキナワンファミリーとの宴会時には、三味線を弾く臨機応変ぶり



彼らが来て、私が一番感動したこと。
それは、この布団のたたみ方
最終日だけでなく、毎日朝起きたらきちんとこの状態にしてくれている。
彼らなりに、日本の文化や礼義を守ろうとしてくれているんだろうと、ジーンとしてしまった。
私でさえ、旅館に泊まったりすると、シーツ付けたまま2つ折り位しかしないのに…



彼らがちょうど石垣に行く頃、ちょうど石垣は台風が接近中

那覇空港では、かわいそうな事に、野宿生活で必要不可欠な調理器具であるガスバーナーを没収され、不満げな弟に兄が『刺身好き?』と聞いている
あのガスバーナーで釣った魚を調理するはずだったのに。


来月は5年に1度の世界のウチナーンチュ大会が開催される。
その時に、次は彼らの父親が兄弟3人で帰ってくる。
沖縄から遠く離れた地から、多くの沖縄の血が入った人達が戻ってくる。
カナダからの便も満席らしい。
色んなイベントもあるので、私までワクワク中

(今帰仁城址)

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